栄養成分表示から3項目入力するだけで糖質計算。
カロリーやシュガースティック換算、一日の摂取量比も算出!!
ダイエット管理や虫歯予防に必須アプリです。
栄養成分表示とは?
スーパーや食品店に並んでいる容器包装に入れられた一般用加工食品及び添加物には「栄養成分表示」のラベルが張ってあります。
それもそのはず、2020年(令和2年)4月1日から新たな食品表示制度が完全施行となり、栄養成分表示が義務化されたからです。(食品の栄養成分表示制度)
食品衛生法、JAS法及び健康増進法などは聞いたことがあると思いますが、これが1本化され食品表示法として20150年(平成27年)に施行されました。
ラベルが張っていない食品があるとすれば、施行前の製造ですので、今となってはまず見ることはできません。
栄養成分表示の内容は?
容器包装に入れられた加工食品は栄養成分表示として、①熱量、②たんぱく質、③脂質、④炭水化物、⑤ナトリウム(食塩相当量で表示)が必ず表示されることになりました。(食品表示基準第3条及び第32条)
たまにビタミン表示されているものもありますが、任意表示として義務になっていない栄養成分もあります。(食品表示基準第7条)
では、なぜこの5項目が義務化になったのでしょうか。
それは生命の維持に不可欠であるとともに、日本人の主要な生活習慣病(高血圧・糖尿病・心臓病など)と深く関わっているからです。
栄養成分表示は、健康づくりに役立つ重要な情報源になります。
栄養成分表示を見て、上手に食品を選び、必要な栄養素を過不足なく摂取できれば、健康の維持・増進を図ることに役立ちます。
詳しいガイドラインやハンドブックを消費者省では紹介しています。
糖質・糖類・糖分の違い?わかりやすく説明
普段何気なく使っている糖質・糖類・糖分の言葉はどんな違いがあるのでしょうか。
普通これらの言葉は区別なく使っていますが非常に奥が深い分野ですので、突き詰めるときりがありません。ここではザックリと説明いたします。
糖質・・・「炭水化物」―「食物繊維」=「糖質」
まさに体のエネルギー源です。
糖類・・・ 「糖類」+「多糖類」+「糖アルコール」=「糖質」
すなわち、糖質の一部が糖類です。
糖分・・・定義はなく「甘い物」の代名詞で使われます
栄養成分表示の炭水化物をみれば糖質量がわかります。(食物繊維をゼロと考えた場合)
糖質と糖質制限ダイエット
糖質の摂り過ぎは、太りすぎの原因のひとつです。
また、肥満になってしまうと生活習慣病のリスクも高くなってしまいます。
ではなぜ、糖質の摂りすぎは肥満の原因になるのでしょうか。
それは糖質を摂り過ぎると、食後の血糖値が急激に上がり、体の中でインスリンが大量に分泌されるためです。血糖値を下げる役割を持つインスリンは、エネルギーとして利用されなかったブドウ糖を中性脂肪などとして体に蓄えるは働きがあるため、過剰に分泌されると太りやすくなってしまうのです。
だからといってダイエットのための過剰な糖質制限も体に悪影響を及ぼします。
低血糖になると疲れやすくなったり、集中力が続かなくなったりします。
症状が悪化すると震えや動悸、目まい、さらには意識障害になるリスクもあります。極端な糖質制限には注意が必要です。
毎日の糖質管理と目安となる糖質計算が重要という訳です。
糖質と虫歯
「甘いものを食べると虫歯になる」と私たちはよく言います。
ではなぜ、糖質は虫歯の原因になるのでしょうか。
それは、口の中にいる虫歯菌が糖質を分解する時に作り出す酸が歯を溶かすからです。
この酸は虫歯だけではなく歯肉の炎症を誘発し、やがては歯を支えている骨を溶かしてしまいます。これが俗にいう歯周病です。
虫歯・歯周病予防には歯磨きが重要です。それと同時に糖質管理も意識してみましょう。
糖質と飲料水
以外に糖質が多く含まれるのが、飲料水です。
炭酸ジュースになると、500mlで56.5g(シュガースティック16本分)もの糖質が含まれているものもあります。
食事と一緒に炭酸ジュースを飲んだ場合は肥満・虫歯のリスクはおのずと増えてしまいます。
飲料水の栄養成分表示ラベルをみて糖質管理することも必要になります。
糖質が多い食べ物一覧を紹介しているホームページもありますので、検索してみるのも良いでしょう。
「成分表示DE糖質管理」の使い方
(前提条件)
・炭水化物=糖質とします。(食物繊維はゼロとします。)
成分表示に糖質と食物繊維を分けて記載されている場合は糖質を入力してください。
・糖質カロリーは糖質1gで4Kcalとします。
・シュガースティックは3gとします。
・1日の糖質摂取量は260gとします。
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