飲んでいる薬を簡単に調べるアプリが出来ました!
薬をテキスト入力なしで一発検索。おくすり手帳(お薬手帳)をカメラで撮るだけの簡単アプリです。
おくすり手帳の大切さについて
最近このような、報道がありました。
「厚生労働省によると、75歳以上の24.8%は同じ薬局で7種類以上の薬を受け取っている」(出典:日本経済新聞 厚労省が医師向け指針案 高齢者の宿里副作用防止)
7種類となると、それだけでお腹いっぱいになってしまいそうです。
「同じ薬局で」とのことなので、複数の病院受診があった場合、7種類以上の薬をもらわれているのだと、容易に想像がつきますよね。
若者でも自分の服用している薬が7種類以上あれば、自分がどんな病気で、その病気に対しての薬がどれで、どのような効き目があり、どのくらいの期間お薬を使い続けているのか、全て把握するのは困難かと思います。
それが高齢の方になればなるほど、理解するのは難しくなります。
なぜおくすり手帳が必要なのか?
自分自分がもらっているお薬をしっかり把握し、相手に正確に伝えるためには、おくすり手帳を携帯することが大切です!
特に歯科受診時に気をつけたいのが、以下のような病気を患っている方です。
「糖尿病、高血圧、心臓病、骨粗鬆症」これらの病気自体で注意しなければいけない点もあれば、治療で服用されているお薬の作用で、気をつけなければいけない歯科治療もあります。
また、旅行先で病気になってしまったときや、元々患っていた病気が悪化してしまった場合、休日診療や救急病院を受診する場合、災害時に避難が必要になった際などに、薬の情報を正しく伝えることができるため、それらのシチュエーションで特に役立ちます。
自分の命を救ってもらうため、適切な治療をうけるために、「おくすり手帳は大切だ」という、認識を持ちましょう。
おくすり手帳に記載の薬の名前について
薬の名前について一般的名称(成分名)と商品処方とでは、同じ薬でも名前が違う場合があります。
近年ではジェネリック医薬品のように、薬の名前は違うけど、ほぼ、同じ効き目のある薬が、重複して出されてしまうのを、防止するためにも、薬手帳の携帯は大切です。
なぜ抗生物質は長期服用してはいけないのか?
重複して、長期で服用してしまうとまずいのが、抗生物質です。
抗生物質は、原因の菌に対して、期間を決めて集中的にやっつけるお薬になります。
仮に重複して出された抗生物質を、使い続けてしまった場合、細菌の薬に対する抵抗力が高くなり、細菌が増殖し、薬が効かなくなることがあります。
このように、薬への耐性を持った細菌のことを薬剤耐性菌といいます。
薬剤耐性は、耐性を持たない別の細菌に伝達され、その細菌も薬剤耐性化になり、次々に連鎖していくことがあります。
お薬をしっかり自分で把握していなかったり、受診した病院や歯科医院に伝えられていなかった場合、上記のような怖いことが起こりかねません。
もらわれたお薬はしっかり、おくすり手帳にシールを貼り、持ち歩きましょう。
また、、もらわれているお薬がどんなお薬なのか、簡単に知ることができるアプリを開発しました。
簡単に知ることができるアプリを開発しましたので、是非ご活用ください。
「おくすり手帳DEサーチ」アプリの使い方
①おくすり手帳を撮影
②自動でOCRが開始
(テキスト部分が赤枠表示)
③指をスライドさせ検索場所を囲む
(水色の長方形が表示)
④テキストがダイアログボックスに表示
⑤テキストを適宜修正
⑥検索ボタンで検索
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