舌の汚れや口臭が気になることがありませんか。
口腔機能が低下すると、お口の中が汚れやすくなります。
舌の汚れをカメラでチェックしてみましょう。
舌苔インデックス(TCI)の自動計算で汚れの程度の目安がわかります。
口臭予防に役立つ舌苔チェックカメラ「ベロッカー」
お口の中の衛生状態は、舌の表面の汚れである「舌苔(ぜったい)」をチェックすることで簡便に評価できます。
その際、有用なのが舌苔チェックカメラ「ベロッカー」です。
アプリをダウンロードしてカメラで撮影するだけで、舌苔の付着状態を把握することが可能です。
別名「口臭チェックアプリ」と言われるのも、その所以です。
そもそも舌苔とは?
舌苔は、歯垢とほぼ同じ成分で構成された汚れです。
歯垢と同じように白色、あるいは黄白色を呈しています。
真菌や細菌などの病原体が含まれており、口腔カンジダ症や誤嚥性肺炎の原因になることもあります。
舌苔は口臭の主な原因のひとつでもあります。
舌苔の量の調べ方
舌苔チェックカメラ「ベロッカー」を使えば、瞬時に舌苔の量を調べることができます。
舌を9分割して、それぞれのエリアにどれくらいの舌苔があるのかチェックし、アプリが自動計算します。
舌苔の付着面積がパーセンテージで表示されるため、とてもわかりやすいです。
そうして得られた結果を「舌苔インデックス(TCI)」と呼ばれるスコアで評価します。
スコアは以下の通りです。
スコア0:舌苔なし
スコア1:薄い舌苔
スコア2:厚い舌苔
このように、舌苔の付着状況が3段階で評価されるため、誰でも手軽にお口の衛生状態を把握することができます。
舌苔が多くなるのはなぜ?
舌苔は、ご高齢の方に多くなりがちです。
なぜなら、加齢に伴ってお口の機能が低下しているからです。
例えば、若い人であれば食事をした際、食べかすがお口の中に残るということはほとんどありません。
それは食べ物を細かくそしゃくして、しっかり飲み込むことができるからです。
また、唾液の分泌も正常なので、自浄作用というものが働きます。
お口の残った食べ物などを洗い流す作用ですね。
ご高齢の方はそうした機能が低下するため、舌の表面に停滞する汚れの量も増えてしまうのです。
「ベロッカー」の結果は汚れ具合の参考に
舌苔チェックカメラ「ベロッカー」は、とても便利なアプリですが、お口の機能を診断するものではありません。
あくまで舌の表面の汚れ具合の参考程度にとどめておくのが良いです。
実際の診断はかかりつけの歯医者さんにお願いする必要があります。
まとめ
このように無料Androidアプリの舌苔チェックカメラ「ベロッカー」なら、手軽にお口の衛生状態をチェックすることができます。
介護の現場などでも活用されてみてはいかがでしょうか。ご高齢の方の口臭予防にも大きく寄与します。
使い方
(1)舌を画面のガイドラインに合わせてカメラ撮影をします。
(2)撮影後、9ブロックで舌苔の状態が判定されます。
(3)数字をタップして修正を加えます。
(4)舌苔インデックスが自動計算されます。
(5)画像を保存することもできます。
注意事項
【注意1】撮影する際は、「適度に」明るい場所での撮影をお願いいたします。
(撮影時の照明が暗すぎると黒い舌苔に、照明が強すぎると白い舌苔に、画像上でのRGB値が非常に似てしまうため誤認識される可能性があります。)
【注意2】あくまでも汚れ具合の参考とするものであり、診断をするものではありません。
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