【Youtube動画Followup】歯間ブラシ(歯科用語解説)
top of page

【Youtube動画Followup】歯間ブラシ(歯科用語解説)

Youtube動画をより詳しく解説・説明しフォローアップします。

ダッペン・グラス博士(別名:歯の博士)

(Youtube動画より)

「歯ブラシだけで完全に磨くには限界があるんじゃ。

歯と歯の間の奥に歯ブラシが届かないからなんじゃよ。

そこで、デンタルフロスや歯間ブラシを使ってプラークや、食べかすを取り除く事が大事なんじゃな。

種類やサイズは沢山あるので、歯医者さんに相談してみてはどうじゃ。」

歯ブラシだけで満足するのはちょっと待った!


みなさんは歯みがきをするときに、どのような道具をお使いですか?


まず、歯ブラシは欠かせませんよね。


大きさや毛の硬さの種類はたくさんありますが、歯ブラシを使用して歯を磨いていると思います。


歯ブラシのみでの歯みがきでは、歯垢除去率が50%程度と言われています。


残りの50%が磨き残しになってしまいます。


「歯間ブラシ」や「デンタルフロス」を併用して、磨き残しほぼ0へ!


歯ブラシの他にはなにか使用していますか?


または、歯科医院で勧めてもらった道具はありませんか?


じつは、お口の中をキレイにする道具は歯ブラシ以外にもたくさんあります。


例えば、歯間ブラシ、デンタルフロス、ワンタフトブラシ、舌ブラシ、洗口液などです。


この中でも『歯間ブラシ』と『デンタルフロス』を歯ブラシと併用することで磨き残しを0に近づけることが出来ます。

【歯科用語解説】歯間ブラシとフロス

「歯間ブラシ」ってなに?


『歯間ブラシ』とは字の通り、歯と歯の間の汚れをキレイにするブラシのことです。


持ち手とブラシ部分があり、ブラシ部分は針金のようなワイヤーのまわりにナイロンの毛束がぐるっと一周ついています。


針金部分は手で角度を変えることが出来るようになっています。

「歯間ブラシ」そのものの形態にはI型と呼ばれる真っ直ぐのものや、L型と呼ばれる毛先部分が110度程度角度が付いているものもあります。


I型は前歯の歯間部分に使いやすく、L型は奥歯の歯間部分に使いやすい形になっています。


またブラシ部分がゴムで出来ている商品もあります。


ゴムで出来ているものはワイヤーに比べて柔らかいため、間違って歯肉に刺してしまってもキズを防止することができます。

「歯間ブラシ」の効率的な使い方は?


①歯間ブラシのサイズの選択


「歯間ブラシ」にはサイズがあります。


歯と歯の間にの隙間にフィットするサイズを使用することで歯垢の除去率がUPします。


大きな隙間に細い歯間ブラシを使用しても、スカスカしてしまい汚れを除去することは出来ません。


逆に、小さな隙間に太い歯間ブラシは通せません。


サイズ例を挙げると、サイズが細いものから4S・3S・2S・S・M・L・LLというように7サイズ展開の商品もあります。


メーカーによってサイズはバラつきがありますので、歯科医院で確認してもらうのが良いと思います。


ワンサイズでお口全体に使用する方法のもありますが、より磨き残しを0に近づける為には2サイズ〜3サイズの歯間ブラシを部分ごとに使い分けるのが理想です。


②歯間の表側&裏側の両側から「歯間ブラシ」を通す


慣れないうちは歯列の外側(表側)からしか通すことが出来ないかもしれません。


でも、表側からだけ歯間ブラシを通しても汚れが残ってしまうのです。


歯の面は真っ平らではなく、角度が付いていたりデコボコしています。


なので、歯列の内側(裏側)からも歯間ブラシを通す必要があります。


最初のうちは難しいかもしれませんが、鏡を見ながらゆっくり確認してみてください。

③「歯間ブラシ」は定期的に取り替える


「歯間ブラシ」の毛先部分は、ナイロン製のものもゴム製のものも使用していくごとに磨耗して劣化していきます。


劣化してしまうと、「歯間ブラシ」を上手に使用していても歯垢の除去率がさがってしまい磨き残しが発生しやすくなります。


なので2週間ごと、1か月ごとなど定期的に新品と取り替えましょう。


「デンタルフロス」とは?


「デンタルフロス」は糸ようじと呼ばれることもありますが、糸ようじは正式名称ではなく商品名になります。


①フロスのワックスの有無


糸部分がワックスでコーティングされているワックスタイプと、ノンワックスタイプがあります。


ワックスタイプはコーティングされていてツルツルしていて滑りやすいので初心者でも歯間に通しやすいです。


ワックスも様々なフレーバーのものがありますので、お気に入りのフレーバーを見つけるのも楽しいです。


ただ、コーティングされているので汚れを絡めとる効率は少し落ちてしまいます。


ノンワックスタイプはまったく滑らないので、慣れている方でないと歯間に入れるのは難しいかもしれません。


でも、コーティングされていないので表面がザラザラしていますから汚れを絡めとる量は多いです。

②フロスにもある!いろいろな形


「デンタルフロス」は糸を切って指にクルクル巻き付けて使用するタイプ、糸がホルダーにセットされていて持ち手があるタイプなどがあります。


歯と歯の間に糸を通す目的は同じなので、使いやすい形のものを見つけてみてください。

【歯科用語解説】デンタルフロス②

「歯間ブラシ」と「デンタルフロス」を習慣に取り入れましょう。


どちらも歯と歯の間をキレイにするものですが、細かくいうと歯間ブラシとデンタルフロスはキレイにする部分が違います。


歯間ブラシは歯と歯の間の隙間のお掃除をするものです。


歯の半分〜下の部分の汚れを除去出来ます。


「デンタルフロス」は糸です。


隣り合った歯と歯が接しているところ(=接触点)の汚れを除去します。


両者を取り入れることで磨き残しが格段に少なくなります。


歯ブラシ+歯間ブラシ&デンタルフロスで、お口の中をキレイに保ちましょう!

【歯科用語解説】デンタルフロス①

bottom of page