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【Youtube動画Followup】CO(シーオー)(歯科用語解説)

Youtube動画をより詳しく解説・説明しフォローアップします。

ダッペン・グラス博士(別名:歯の博士)

(Youtube動画より)

「口の中の状態は記号で表わせるんじゃ。

/(斜線)は虫歯になった事も、削った事もない健全な歯。

一生の宝ものじゃ。Cは虫歯になってしまった歯。

○は虫歯を治療した歯。

そして虫歯になりそうな歯がCOなんじゃな。

虫歯にならないように注意が必要じゃ。

ほかにもまだまだ記号があるぞ。気になる時は歯医者さんに聞いてみてはどうじゃ。」

CO(シーオー)とは


皆さんは学校や会社や歯科医院での歯科検診を受けたことがありますよね。


基本的には歯科医師と助手さんがペアで行います。


歯科医師が患者さんのお口の中を見ながら1本1本の歯の状態を暗号のようなもので読み上げ、それを助手さんが聞き取り検診用紙やタブレットに記入をしていきます。


歯科医師が読み上げる暗号のようなものがいくつかあるのですが、その中のひとつである「CO=シーオー」について説明していきたいと思います。


CO(シーオー)は『要観察歯』


まず、「CO=シーオー」はその歯が『要観察歯』であるということを意味します。


すぐに治療することが必要というよりは、しばらくのあいだ観察しながら経過を診ることが必要な状態の歯ということです。


では、どのような状態の歯が『要観察歯』なのでしょうか。

【歯科用語解説】CO(シーオー)1

COはどのような状態?


虫歯になり始めてしまってきている初期虫歯の状態です。


歯の構造は内側に神経があり、そのまわりが象牙質、1番外側がエナメル質です。


初期の虫歯は歯の表面のエナメル質から始まります。


虫歯菌から放出される酸によってエナメル質のカルシウム成分が溶けてしまっていて結晶が粗造になってしまい歯の表面が少しザラザラしている、見た目がすこし白く濁っている(白濁)しているのが特徴です。


また痛みもありませんので自覚症状はほとんどありません。


一般的な虫歯は黒くて穴が空いているというイメージとは少し違いますね。

なぜCOになるの?


1番の原因はみがき残しです。


毎日歯みがきをしていても、苦手な部分や歯ブラシが届きにくいところにはどうしてもみがき残しが発生してしまいます。


じつは、みがき残しには食べカス以外にも食べカスに集まって来た虫歯菌がたくさんいるのです。


虫歯菌からは歯を溶かして酸が放出されます。


この酸が歯の表面のエナメル質を少しづつ溶かしてしまうことで「CO」になってしまいます。


また、虫歯菌は甘いものが大好きです。


日頃から砂糖がたくさん使われているジュースやお菓子などをたくさん摂取することも虫歯を発生させてしまう原因の1つです。

【歯科用語解説】CO(シーオー)1

COは治療しないの?


『初期虫歯ではあるが要観察歯』である「CO」の歯は、再石灰化(=さいせっかいか)により状態の改善が期待出来る場合があります。


再石灰化とは、エナメルの粗造になってしまった初期虫歯の部分がカルシウム成分やフッ素などを取り込み、結晶成分が向上することでまた高い組織のエナメル質に戻ることです。


エナメル質に限局した「CO」は、歯みがき方法を改善して磨き残しを減らしていくこと、フッ素入りの歯みがき剤を使用すること、おやつを食べるときは代用甘味料を使用しているものにすること、ジュースをお茶や麦茶などに変更することなどの生活習慣を改善することで自力で再石灰化を促すことが期待出来ます。


しかし、歯みがき方法の改善も無くみがき残しの量が減らない、食生活も改善がないなどの場合は再石灰化を期待するどころではなく、虫歯の進むスピードをリスクとして考える必要があります。


なので「CO」はその経過を注意深く観察していく必要があり、お口の中の状態だけではなく患者さんの年齢や食生活や歯みがき方法なども把握することが必要になります。


観察していく過程で、歯みがきが苦手でなかなか上達しない場合や虫歯の進行スピードが早い場合などは、これ以上大きな虫歯にしないために時期をみて治療をすることもあります。

COの管理は?


「CO」は自覚症状がほとんどありませんので、自分で状態の把握をすることは難しいです。


ではどのように管理するのが良いのでしょうか。


「CO」は歯科医院で定期検診を受けることで管理出来ます。


前回の検診から「CO」の歯の状態が改善されているか、悪化してしまっているか診断をしてもらえます。


もし悪化してしまっているようでしたら治療が必要です。


おうちで管理がしやすいようにみがき残しがある部分の説明や、歯ブラシ類の種類や使い方までこまかくアドバイスもしてくれます。


またお口全体の状態も診てくれるので、虫歯の早期発見・早期治療にもつながります。


かかりつけ歯科医院での定期検診は重要


自覚症状がなくても定期的に歯科検診を受けることでお口の中の状態を知ることはとても大切です。


自分が気がついていなくても「CO」があるかもしれません。

CO以外の暗号


「/=しゃせん」は健全歯を表します。


虫歯にもなっていなく、治療もしていない自身の健康な歯のことです。


「○=まる」は治療済の歯を表します。


詰め物や被せ物など、なんらかの治療をしている歯のことです。


「C=シー」は虫歯を表し『要治療歯』を表します。


虫歯には大きさによってレベルがあり治療方法も異なります。


虫歯は放置しておくとだんだん大きくなってしまい治療も大掛かりになってしまいます。

なるべく小さなうちに治療しましょう。

【歯科用語解説】CO(シーオー)3


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