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【Youtube動画Followup】「出てきた大人の歯」第一大臼歯(歯科用語解説)

Youtube動画をより詳しく解説・説明しフォローアップします。

ダッペン・グラス博士(別名:歯の博士)

(Youtube動画より)

出てきたばかりの大人の歯は、虫歯になり易いんじゃ。

歯の表面が未熟なために十分な硬さがないからなんじゃよ。

また、出てきたばかりの歯は背が低い。歯ブラシも届きにくいんじゃ。

油断するとせっかくの大人の歯が、すぐに虫歯になってしまうぞ。

歯みがきでは、細心の注意が必要じゃ

第一大臼歯とは?


子どもの歯は、6歳~12歳頃にかけて「乳歯」から「永久歯」へと、生えかわります。


6歳頃に奥の方から生えてくる大きな歯が「第一大臼歯」です。


第一大臼歯は、その生えてくる時期から6歳臼歯とも呼ばれます。


とっても大きな歯で印象的かと思いますが、第一大臼歯は永久歯でいちばん大きな歯なんですよ!


それだけでも大切さがなんとなく想像できますよね!


歯にはそれぞれ大切な役割がある!


前歯と奥歯はまったくかたちが異なりますよね。


なんでだろう、と考えたことがありますか?


それぞれの歯は、その役割を果たすためにさまざまなかたちをしているのです。


前歯は食べ物を噛み切るために、平べったいかたちをしています。


ここで、食べ物を噛みちぎって、お口に入る量を調整します。


奥歯は食べ物をすりつぶすために、うすのようなかたちをしています。


食べ物をすりつぶし、体内で消化や吸収をしやすいよう、手助けします。


ちなみに、奥歯のことを臼歯といいますが、「臼」は訓読みで「うす」と読みます。


その名の通り、奥歯は上と下とが絶妙に噛み合い、臼でひいたかのように食べ物をしっかりとすりつぶすことができるのです。


第一大臼歯も「臼歯」ですから、こちらに含まれますね。

第一大臼歯は歯の王様??


第一大臼歯は「噛み合わせの鍵」といわれるくらい、噛みあわせの基本となる大切な歯です。


永久歯の中でいちばん大きく、噛む力も一番強いです。


また、歯並びにも大きく関わってきます。


少し専門的な話になりますが、矯正治療で歯並びを見ていくときに、第一大臼歯の上下の噛み合わせを基準として「不正咬合(噛み合わせが悪い)」かどうかを診断したりします。


歯の世界に無くてはならない、まさに王様!といったところですね!


万が一にも失ってしまうと、残された歯への負担はとても大きくなってしまいます。


補いきれないとバタバタと失ってしまう可能性も否定できない、そんな大切な歯が第一大臼歯です。

【歯科用語解説】むし歯になりやすい第一大臼歯

第一大臼歯は虫歯になりやすい!?


なんと、こんなに大切なのに「最も虫歯になりやすい」とされているのも第一大臼歯です。


では、どのように守っていけばよいのでしょう…虫歯になりやすい理由とともに、みていきましょう。


理由1:乳歯の後ろに生えてくる


6歳頃になると、第一大臼歯はお口の奥の方にひっそりと生えてきます。


生えてくるときには歯ぐきを突き破って出てくるわけですから、ムズムズ感や違和感があるのですが、まだ6歳の子どもは「これは第一大臼歯が生えてきてるのかも!」なんて思いません(笑)


知らない間に頭を出していて、気づかずハブラシが当たっていなかったとしたら…当然虫歯になってしまいますよね。


6歳よりも早く生えてくる子もたまにいますので、おうちの方がいつも仕上げ磨きのときにお口の中の変化に注意してあげることが大切になってきます。


「新しく歯が生えてきてるね!」と教えてあげながら、磨く習慣も身につけていきたいですね!

【歯科用語解説】第一大臼歯の磨き方

理由2:なかなか生え揃わない


第一大臼歯が完全に生えるまで、どのくらいかかると思いますか?


なんと1年〜1年半もかかると言われています。


その間、第一大臼歯は背の低い状態が続きますので、ハブラシは当然当たりにくいです。


ただ背が低いだけではなく、歯ぐきが覆いかぶさった状態の期間も長いです。


この期間は、歯ぐきと歯のすき間に食べたものが詰まったり、汚れが溜まったりしやすいので、「歯はほとんど頭を出していないのに、虫歯になっていた!」なんてこともよくあります。

理由3:噛む面の溝が複雑で深い


じゃあ、歯がしっかりと生えてしまえば安心?


…残念ながらまだ注意は必要です。


奥歯をよく見てみると、噛む面には溝があります。


物をよく噛むために必要な溝なのですが、その溝に汚れが溜まってしまい、虫歯になることが多いです。


人によっては、その溝がとても深い人がいます。


その場合、ハブラシでゴシゴシこすっても、取り除けないことがあります。


歯科では、シーラントという材料を流し込み、深い溝を埋めてあげる予防治療をすることができます。


シーラントにはフッ素も含まれているため、歯を強くすることも期待できます!


永久歯は、生えはじめはまだまだ歯の組織が未熟で、虫歯にもなりやすいので、シーラントはかなり効果的な予防方法だと考えられています。

【歯科用語解説】シーラント解説

第一大臼歯を守るためにできる事!


まずはお口の中の状態を普段からよく観察するようにしましょう。


第一大臼歯に限らず、虫歯のごく初期の段階で気付くことができれば、治療せずに治ることもあります。


白く濁って見える歯があれば要注意です!


ハブラシを当てる角度などもいろいろ試してみましょう。


背が低いうちは、第一大臼歯だけを磨くつもりでハブラシをあててみることも必要です。


「ワンタフトブラシ」という、細かいところをピンポイントで磨けるブラシもあるので、第一大臼歯の生えはじめに活用していただけるとしっかりと汚れを落とせますよ!


フッ素配合の歯磨き粉も毎日の虫歯予防・歯の強化に有効なのでとりいれてみると良いですね!


歯科医院では治療だけでなく、こういったお悩みの相談も解決できたりするので、「ここの歯はどう磨いたらいいの?」など相談してみると、意外な解決策がみつかるかもしれませんよ!


【歯科用語解説】出てきた大人の歯


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