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【Youtube動画Followup】「中で進む虫歯」象牙質カリエス(歯科用語解説)

Youtube動画をより詳しく解説・説明しフォローアップします。

ダッペン・グラス博士(別名:歯の博士)

(Youtube動画より)

虫歯は小さく見えても、中で進んでいる場合があるんじゃ。

歯は表面が固く、中が柔らかいのが原因なんじゃよ。

虫歯の穴が小さいからといって、油断してはだめじゃ。

早期発見、早期治療が大事と言う訳なんじゃな。


虫歯はなぜできるの?


虫歯菌は基本的には常にお口の中に存在します。


上手にお掃除をしていれば、悪さをすることもないのですが、うっかりすると虫歯を作られてしまいます。


虫歯菌は、お口の中に残っている糖質をエサにして、酸を作り出します。


虫歯菌から作り出された酸は、歯の成分を溶かしていくのです。


これが虫歯のはじまりです。


歯の表面にプラークなどの汚れが残っていると、その中にある糖質をエサに、虫歯菌はどんどん酸を出してきます。



その結果、酸にさらされた歯は溶けて穴が開いていきます。


放っておけば、いつかは神経に到達するところまで溶かされてしまう恐ろしい病気なのです…


虫歯の進行度の表し方と治療方法


歯医者さんは、虫歯の進行度をどのように表しているかご存知ですか?


虫歯の進行度は、COからC4まで5段階に分かれています。


それぞれの簡単な説明と、治療の流れをまとめました!

【歯科用語解説】むし歯の進行のイラスト

CO:ごく初期の虫歯


COは「シーオー」と読みます。


Oはアルファベットのオーであって、数字の0ではありません。


ですから「シーゼロ」と読むのは誤りです。


歯の表面のエナメル質が溶け始めて、白く濁ったようにみえます。


まだ穴が開いたり、痛みがでたりするような段階ではないので、削って治療などはしません。


フッ素配合の歯磨き粉で日常から丁寧に磨いたり、歯科健診でみてもらったりしながら、進行しないよう経過をみていきましょう!


まだこの段階であれば、日々のお手入れでよく気をつけることで健全な状態に戻ることもありますよ!


専門用語では「要観察歯」ともよばれます。


読んで字のごとく、観察を必要とする歯という意味です。


C1:エナメル質の虫歯


C1は「シーイチ」と読みます。


このCの次の文字は数字です。


以下で説明するC2、C3、C4もすべて数字です。


COが進むと、歯の表面のエナメル質がさらに溶け、黒っぽくみえてきます。


冷たいものがしみたりすることがありますが、痛みなどの自覚症状が少なく、まだ気づきにくい段階です。


歯を少し削って黒っぽくなっている部分を取り除き、そこにレジンという歯科用のプラスチック材料を詰める、という治療をします。


C2:象牙質の虫歯


エナメル質の内側にある象牙質にまで虫歯が到達します。


進行すると、甘いものや冷たいものがしみたり、ときどき痛むなどの症状もでてきます。


虫歯のサイズにもよりますが、虫歯になっている部分を削って取り除きレジンを詰める、または型どりをしてインレーという詰め物を入れる処置をする治療をします。

【歯科用語解説】象牙質う蝕 インレー装着

C3:神経まで達した虫歯


象牙質のさらに中にある神経まで虫歯が到達した状態です。


冷たいものだけでなく熱いものがしみるようになったり、なにもしていなくてもズキズキと痛むなどの症状がでてきます。


虫歯が神経まで到達してしまうと、神経を残すことはできなくなるので、神経を取り除き、神経の入っていた管の中を掃除しておく必要があります。


しっかり綺麗になったら仕上げのお薬をつめて、残った歯を土台にして被せ物をする治療をします。


C4:歯の根まで達した虫歯


歯の大部分が溶けてなくなり、歯の根まで虫歯が到達した状態です。


ここまでくると神経は死んでしまうので痛みはなくなります。


しかし、膿が溜まったりすることで再び痛みがでることがあります。


歯を残すことが難しくなり、歯を抜くようになります。


抜いた後は、入れ歯やインプラントなどで無くなった部分を補っていく必要があります。

しっかり磨けば進行しない?


残念ながら、虫歯は自然治癒もなければ、回復することもない、というのが現状です。


「でもしっかり磨けば、進行の抑制くらいはできるのでは?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。


先程お話したC0のように、まだ溶かされ始めたばかりで穴もない状態であれば、「再石灰化」といって、溶けだした成分を補うことで健全な状態に戻ることもあります。


しかしそれ以上進行している虫歯は、丁寧なブラッシングやフッ素配合のハミガキ粉の使用で多少進行を遅らせることはあっても、進行を抑制することはできません。

【歯科用語解説】中で進む虫歯 象牙質カリエス

穴が見えていなくても、虫歯があることも!


虫歯は、歯の噛み合わせの面からできるとは限りません。


歯ぐきとの境目にできたり、歯と歯の間にできたりもします。


歯と歯の間の虫歯は厄介で、普通には見えません。


デンタルフロスがほつれたりして気づく場合もありますが、大抵は知らないうちに、歯の内部でひっそりと大きな虫歯を作られてしまうのです。


C2からC3への進行は早い!?


初期のC2は、ほぼ痛みがありません。


あっても少ししみる時があるかな、という程度です。


「普段は気にならないし…」と放置すると、虫歯はあっという間に神経の近くにまで到達してしまいます!


エナメル質よりも柔らかい象牙質は、虫歯の進行も早いのです。


少ししみる、なんとなく痛む、など違和感を感じたら早めに歯科で診てもらいましょう。


このタイミングなら、簡単な詰め物をする処置で済むことが多いです!


虫歯の治療は怖いし、削るのは痛そう…「できることなら行きたくない!」と不安に思っている方もいらっしゃいますよね。


でも、早めに診てもらうことで、治療が短期間で完了したり、治療費を抑えられたり、神経を取らずに済んだり…!


メリットはたくさんあるので、まずは相談や虫歯のチェックだけでも行ってみることをおすすめします!

【歯科用語解説】寿司場の進行 早期発見 早期治療

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