【Android無料アプリ】いびき歯ぎしりレコーダー(睡眠・寝言対策支援)

最終更新: 2022年5月24日

いびきをかいて寝ているあなたへ ~そのいびき大丈夫ですか?~

「寝てる時いつもいびきかいてるよ」と言われる方もしくは自分も知らない間に、いびきをかいてしまっているかもしれない方いびきにも種類があるって知っていましたか?

すべてのいびきが、注意が必要で危険なものとは限りません。

いびきが一過性であれば、そこまで気にかける必要はありません。

しかし、朝までずっと続いたり、強弱があったり、仰向けに寝ると大きくなったりするいびきは注意が必要です。

いびき歯ぎしりレコーダー(睡眠・寝言対策支援)使い方

①「録音スタート」ボタン

・録音はバックグランドで録音されるため、アプリ画面は外面から消えます。

・マルチタスクでの作業も可能です。

・録音を停止する時は、スマホ画面のアイコンをタッチしてください。

・スマホ画面上部の通知アイコンからの停止もできます。

・就寝中は出来るだけスマホを頭に近い位置に置いてください。

・音声感知機能が付いていますので、無音部分はカットすることができます。

②「録音データ」ボタン

・録音データの一覧が見れます。

・初期設定は「新しい順」に並んでいます。

・「古い順」「長い順」「短い順」に並べ替えることもできます。

・データはメール添付で送信することもできます。

③「録音グラフ」ボタン

・睡眠時間に対する、いぎき・寝言・歯ぎしりの録音時間を棒グラフで見ることが出来ます。

④「設定」ボタン

・入力音声レベルを参考に、録音する音量レベルを設定できます。

・録音音量レベル以下の音声は録音されずカットされます。

・先方録音、後方録音の設定が可能です。

  「先方録音」とは先頭の音がカットされないように数秒さかのぼって録音が保存される設定です。

  「後方録音」とは語尾の音がカットされないように数秒余裕をもって録音が保存される設定です。

〈いびきの種類チェック〉

1,単純性いびき症

呼吸が止まってしまう、無呼吸、睡眠中に呼吸が止まりそうになる低呼吸を伴わず、日中の眠気や熟眠感の欠如がないタイプ。

・寝入りばな

・お酒を飲んだとき

・疲れたとき(眠りが深くなっている時)

・鼻がつまっているとき

など一時的にいびきが発生する状態です。

毎日のように大きないびきが発生することがない場合は、これに当てはまります。

お酒を控えたり、疲労を回復することで、単純性いびきは自然と軽くなります。

健康に大きな影響はなく、朝起きたときもすっきり目覚めていれば心配ありません。

ただし、毎日習慣的にいびきをかいている場合は、将来的に病気につながる可能性があるため注意が必要です。

2、上気道抵抗症候群

低呼吸や無呼吸はありませんが、習慣的ないびきがみられるタイプ。

睡眠中、息をする道(気道)のうち、鼻から喉までの道が狭くなり、強い力で呼吸をする必要があるため、睡眠の分断がみられます。

そのため、しっかり寝ているのに、日中に疲労感や眠気を感じやすくなります。

・習慣的にいびきをかく

・日中に眠気を感じる

3,睡眠時無呼吸症候群

多くは習慣的ないびきを伴います。

下記のようないびきは、睡眠時無呼吸症候群の可能性が高いため注意が必要です。

・しばらく止まったあと「ガガッ」という音とともに再開する

・朝までずっと続く

・いびきが最近急に大きくなり、音も変わってきた

・仰向けに寝ると大きくなる

・強弱がある

このようないびきは、睡眠中に無呼吸・低呼吸が生じるため一時的とはいえ全身が低酸素状態になります。

そのため睡眠状態を悪化させるだけでなく、体への負担も大きな病気です。

また、睡眠が分断されて眠りも浅くなるため、日中の眠気が少なくても要注意です!

睡眠時無呼吸症候群の主な症状は?

・習慣的ないびき

・日中の強い眠気

・常に疲労感やだるさ

・頭が重い

・寝汗をかく

・何度もトイレに起きる

・集中力・記憶力の低下

・寝ている時の無呼吸

・目が覚める

などがあります。

このような症状を放置しておくとさまざまな生活習慣病を合併してしまう可能性があるため、適切な治療を医療機関で受けていただくことが大切です。

症状の中で一番分かりやすいのが、いびきです。

いびきが出るというのは、気道(息をする道が狭くなっている証拠です。

特に10秒ほど息が止まった後に大きないびきをかき始めたら、睡眠時無呼吸症候群が極めて疑わしいです。

睡眠中に体が休めないため、多くの場合、日中に激しい眠気が出現します。

ちょっと眠いでは済まされないほどの眠気で、絶対に寝てはいけない仕事や運転に支障をきたします。

睡眠時無呼吸症候群が怖いのは、それだけではありません。

寝ている間に気道が狭くなり低酸素状態になることで、体が酸素不足に陥ります。

呼吸で酸素が足りなくなる分、頑張るのが心臓になります。

しかし心臓は、24時間365日、もともと動き続ける臓器です。

その心臓を夜休ませないで、むしろ激しく働かせることで心臓が疲れてきてしまいます。

そのため睡眠時無呼吸症候群の方は、心不全を併発しやすいと言われています。

心不全の方は、

・高血圧

・浮腫み

・息切れ

などの症状が出やすいです。

心臓が頑張っても低酸素が続いた場合、

・心筋梗塞

・不整脈

・脳卒中

など致命的な病気が起こるリスクになってしまいます。

このように睡眠時無呼吸症候群は、ただいびきが大きいだけの病気ではなく、生活にも支障が大きく、重篤な病気になるリスクが高まる怖い病気なのです。

睡眠時無呼吸症候群の2つのタイプって?

①閉塞性睡眠時無呼吸症候群

②中枢性睡眠時無呼吸症候群

①閉塞性睡眠時無呼吸症候群

殆どがこれに分類されます。

閉塞性は空気の通り道が狭くなることで、無呼吸になる病気です。

空気の通り道の中でも、喉の部分が狭くなることが多いです。

空気の通り道が狭くなりやすい人の特徴とは?

・肥満

・扁桃肥大

・アルコールを日常的に飲んでる方

・上向きでの睡眠

・下あごが小さい

・高齢

・鼻づまり

特に、肥満の方と扁桃肥大の方は必発です。

肥満の方は外見だけでなく、体内にもぜい肉がついている方が多いです。

そのため喉の部分も脂肪で狭くなりやすいです。

さらに横になることで重力がかかり狭くなってしまうことで、睡眠時無呼吸症候群が起きやすくなるといわれています。

扁桃腺肥大の方も、物理的に狭くなりやすいため要注意です。

特にお子さんは、この扁桃腺肥大による睡眠時無呼吸症候群が起きやすいと言われています。

また痩せている方でも、アルコールを寝る前に常習的に飲んでいる方は、気道の筋力が緩んで狭くなりやすいです。

そして高齢の方は手足の筋力が衰えると同様に、気道の筋肉も低下します。

このように、「太っていて、肥満でなければ大丈夫」と言えないのが、睡眠時無呼吸症候群の特徴です。

近年の調査で、特にアジア人は欧米人に比べ、下あごが小さい方が多いから肥満でなくても睡眠時無呼吸症候群の人が多いと言われています。

②中枢性睡眠時無呼吸症候群

②の中枢性は、大部分が何らかの体の病気がある方です。

脳が、呼吸に関係する筋肉に対して正しく機能するように信号を出していない状態です。

・脳や脊髄の病気

・心臓に影響を与える病気

・呼吸を抑制するようなお薬の影響

などによって引き起こされる睡眠時無呼吸症候群です。

また、就寝時に自分で気づきにくい症状として、いびきと同じく歯ぎしりがあげられるのではないでしょうか?

ブラキシズムって聞いたことありますか?

歯ぎしりは筋肉の硬直やストレス、過度の疲労などにより、無意識のうちに起こり、特に男女差はありません。

大きく分けて以下の3つの種類があり、それらを合わせて、歯ぎしり(ブラキシズム)と呼びます。

①グラインディング

上下の歯を強く噛み合わせて左右に動かし「ギリギリ」「キリキリ」と音がする歯ぎしりです。

一般的に多くの人がイメージする歯ぎしりはこれにあたります。

②クレンチング

奥歯を強く噛み締めるもので、ギリギリとした音がでない為、気づきにくい歯ぎしりです。

顎や歯への負担が1番大きいです。

③タッピング

上下の歯を小刻みにカチカチ噛み合わせるタイプの歯ぎしりです。

歯や顎への負担は1番軽いと言われています。

一般的に歯ぎしりはギリギリとした音が出るものと思われていますが、実はクレンチングの様に音が出ない歯ぎしりが、歯には1番負担が大きいのです。

ブラキシズムは歯にどんな負担がかかるの?

一般的に人が歯を失う原因は、外傷を除けば

1位

虫歯や歯周病(細菌感染

2位

噛み合わせの力の問題ブラキシズム

虫歯や歯周病に次いで、2番目に歯の喪失原因となっています。

なぜ、ブラキシズムは歯を失う原因となっているのでしょうか?

それは…さまざまな噛み合わせの力の問題によって、歯や歯の根に異常な力がかかり、破折してしまう可能性が非常に高くなるからです。

また、ブラキシズムによる悪影響は歯や歯の根の破折のみならず、以下のように、様々な症状を引き起こします。

・顎関節症顎が痛かったり、音がなったりする症状

・歯の摩耗歯のすり減り

・知覚過敏歯がしみる

歯周病にブラキシズムが加わると、急激に歯周病が進むともいう報告もあります。

このブラキシズムの原因なのですが、残念ながらまだはっきりとは解明されていません。

原因が明確でないため、治療法にも明確な指針がないのですが、全身的な因子によるものは、歯科医院では治療困難であり、対症療法としてナイトガードの使用があげられます。

ナイトガードとは、夜間、就寝中にマウスピースを装着し、歯ぎしりや噛みしめがあっても、マウスピースがクッションとなり、個々の歯へのダメージを軽減しようというものです。

【ブラキシズム】ナイトガード

ではどうやってブラキシズムを発見すれば良いのでしょうか

先にお話した「いびき」や、音の出る「歯ぎしり」は、ご家族に指摘されて発見される場合もありますが、一晩中見ていてもらうわけにもいきません。

また一人暮らしの方も、どんな状態で眠っているのか分かりませんよね。

そんな時、助けになるのが就寝時のいびきも歯ぎしりもチェックできる、レコーダー機能付きアプリです!