絵本「ミューとタンとスー」(子供が歯を磨きだす魔法の絵本)

最終更新: 2022年8月28日

20年以上にわたり図書館ボランティアを続けている歯医者さんが、虫歯予防の絵本を出版しました。

ある日の夜の物語。むし歯キン三兄弟に負けそうになったシカイダーマンを助けたのは・・・

ある日の夜の物語。お口の中から三匹の虫歯キンの歌が聞こえてきます。

「おれたちゃ わんぱく むしばきん」

「むしばを つくるの だーいすき」

「はみがき しないこ どこにいる」

「さんぴきそろって ミュータンスー」

何やらいやーなことが おころそうです。

子どもを守るため現れたみんなのヒーロー「歯みがき戦士・シカイダーマン」が危ない!!

そのピンチのヒーローを助けたのは・・・

読み終わったころには、子供が自ら歯をみがきだす不思議な絵本。

家庭での読み聞かせはもちろん、幼稚園、保育園、小学校での読み聞かせ、そして、6月4日「歯と口の健康週間」、11月8日「いい歯の日」のイベントでご活用ください。

三匹そろって ミュータンスー! ムシバイキン3兄弟とは?

ミュータンスはれっきとした学術用語です。

正式名称はストレプトコッカス・ミュータンスといい、ヒトの口の中にいるもっとも有名なむし歯菌です。

その3兄弟がこの絵本の主役です。

長男のミュー

ずる賢い性格である。ナイフを武器とす。

歯ブラシの弱点を探すため研究をしているうちに歯ブラシを収集する愛好家になってしまった。

頭の突起が一つなのが特徴。

次男のタン

マッド・サイエンティストの顔を持つ。

歯は酸に想像以上にもろいという弱点を知り、歯を溶かす「サン・シャワー」という武器を開発した。

頭の二つの突起が次男を表している。

三男のスー

力持ちであるが、性格はおっとりしている。

歯を壊す「エナメル・ブレーカー」という斧を持ち、徹よりも固い歯を意図も簡単に破壊する。

頭の三つの突起は三男を表している。

絵本バージョンのミューとタンとスー

三匹が合体をするとムシバキンの王様「デス・プラーク」に変身する。

絵本では歯みがき戦士・シカイダーマンと壮絶な戦いをする。

正義のヒーローが市内の全ての幼稚園・保育園・小学校に絵本100冊を寄贈。そのわけは・・・

絵本を作ってみたいという気持ちが以前からあった。

あったというか、ふとした時に思い出しては、数分後には忘れている程度の物で、強い決意があったわけではない。

それが強い意志に変わったのは、新コロナウイルスの世界的感染拡大げ原因である。

6月4日から始まる「歯と口の健康週間」という歯科業界の一大イベントがはやばや中止が決定した。

幼稚園・保育園・小学校に訪問しての学校歯科保健活動も全て中止になった。

このままでは子供たちの虫歯が増えてしまう。

歯科医師として何かしなければならない

そんな思いの中から、YouTube動画の積極公開、自分の持っているコンテンツの無料ダウンロードに踏み切った。

そんな活動の一環のから、ネット環境にない家族のために絵本も製作した。

イラストレーター さとうまなぶ氏との出会い

いざ、絵本を製作するとなると最大の問題が一つある。

自分のイメージをイラストに描いてくれる、優秀なイラストレーターを探さなければならない事だ。

探すというより、以前から大好きなイラストレーターの方がいた。

その方が「佐藤学(さとうまなぶ)」氏である。

本当に素晴らしい!!イラストレーターは絵がうまいことは大前提であるが、その構図が素晴らしかった。

イラストの専門用語で何というかわからないが、私たちが通常使用するカメラアングルが素晴らしいの一言にすぎる。

その視点角度の感性は、常人の発想を超えている。

さとうまなぶ氏のイラストは以下からも見ることが出来る。

https://www.lancers.jp/profile/gakusato310072/portfolio

それは奇をてらっているという訳ではなく、場面場面の一番美しく見える角度を探っているように感じられた。

​私のひとめぼれで、無理なお願いをして素晴らしい絵本が完成することとなった。

後で知った事だが、養老孟司先生の新聞連載のイラストを10年以上書いている有名なイラストレーターの方で合った。

その本が「さかさま人間学」であり、さとうまなぶ様より寄贈していただいた。

知らぬとはいえ、私も図々しいお願いをしてしまったと後になり恐縮してしまった。

Amazonでブランド認定!

現在Amazonで発売中であるが、その世界のAmazonからブランドとして認定を頂いた。

すごく名誉な事であり、うれしい気持ちでいっぱいでした。

ブランド認定をいただくと数々の特典を得られる。

その中の一つにAmazonで専用のページを持てるようになることが一番うれしかった。

しかも、あのAmazonのURLアドレスに続いてshikaidermanと入力するだけの信じられないURLももらえた。

【Amazonストア】ブランド・シカイダーマン https://www.amazon.co.jp/shikaiderman

また、著作者紹介のページを持つことが出来た。

【Amazon著作者紹介】くまがい ひろのぶ https://onl.tw/UuwPdVm

地道な活動を続けていますが、応援よろしくお願いいたします!!